【バチェラー4🌹考察⑤】恋愛リアリティ番組について思うこと

岡田斗司夫がバチェラーについて語っていた。

岡田斗司夫ゼミ#422(2021.12.12)バチェラー・ジャパンはできの良い通販番組だ! 前澤さん宇宙へ - YouTube

めちゃくちゃ雑に要約すると、恋愛リアリティ番組は全然リアルじゃない、バチェラーを楽しめる層は馬○だ、というような話だった(※そこまで言ってない)。

バチェラーを楽しんで観ていた人間としてはシンプルにムカつくので笑、これに反論することで、私のバチェラー考察(と今年1年)の締めくくりにしようと思う。

 

そもそも岡田斗司夫の言うリアリティとは、何のことを指すのだろう。

話の展開なのか、出演者同志の恋愛なのか、はたまた出演者の人間性なのか…

話の展開に関していえば、現場でのサポートの仕方だったり、撮り方だったり、編集の仕方だったりで、スタッフの作為は十分に入り込んでいただろうとは思う。

岩間さんや友永さんに対しては色々説得を試みただろうし、あずあずのオイルマッサージや、今回のお泊まりだってスタッフが仕向けたものだと思っている。

 

でも別に、バチェラーを楽しんでいる人達は、サスペンスドラマのように話の展開を気にして観ている訳ではないと思うんだよね(そういう人もいるのかもしれないけれど)。

私たちは人様の恋愛する様子を題材にして、他人の言動に対する考えや感じ方を共有したり、恋愛や人生についてうんちくを垂れたり、要するに誰かとあれこれ語り合いたいだけで。

そして、肝心の出演者同士の恋愛や、出演者の人間性の話でいえば、割とリアルなものが映っていたように思う。

 

確かに、至近距離でマイクを向けられていたら、素人が100%本音で話すことは不可能に近い。

番組の性質上、好きでなくても好きと言わなくてはいけないし、有名になりたいとか良く映りたいとか色んな思惑も混じって、素の言動を出来ている人がどれだけいるのかといったら疑問だ。

そもそも出演者からしたら、そんな特殊な環境下での振る舞いを、一部の場面を切り取られてあれこれ言われたら、本当は全然そんなんじゃないのに!と言いたくなることは山ほどあると思う。

視聴者としては情報が限られているから、どうしたって推測に頼らざるを得ないところはある。

私が考察を書くときも、いちいちそんな留保はつけないけれど、一応そういうつもりで書いている。

 

でもね、私は思うんだよね。

その特殊な状況でどう振る舞うかも紛れもなくその人の個性だし、いくら編集されていたって何だって、そこに一筋の真実は確実にあるって。

昔とある芸人さんが、

「いくら取り繕ったってテレビはその人の人間性を全て映してしまう。だから恐ろしい。」

みたいなことを言っていた気がするけれど、その人のふとした言動や表情からすべてが明るみになってしまうことは案外多いと思う。

 

それに細かい反応レベルの話でいえば、同じシチュエーションでも、100人いたら100通りの言動をしているはずで。

例えば、確かに中野さんの最初のデートの状況に置かれたら、多くの女の子はお泊まりを選択しただろうけど(デートの流れやスタッフのノリ的に)、黄さんに「危うい」と言われた後の中野さんの反応は、中野さんという人間の個性がすごく出ていたと思う。

人間がある程度勝手に動いているからこそ、全然合理的じゃない言動をしたりするし、生身の人間同士でしか起こり得ないようなケミストリー(笑)が生じたりもする。

そしてその予定調和感のなさが、リアリティ番組の醍醐味だと私は思っている。

 

だから、そういう意味では真実は案外いたるところに散りばめられているし、それを拾ってあれこれ言うのは下世話でこそあれとても面白いし、

嘘くさい子供騙しの代物だと決めつけるのは、物事の解像度が荒い人なんだろうな〜人間に興味がないんだろうな〜という印象。

私は人間の色んな一面や要素を拾って楽しむのがただただ好きだから、Amazonさんには美味しいネタをありがとう、って感謝の気持ちでいっぱいだよ笑

同じ要領でアイドル(特にハロプロ)とかも好きなんだけど、アイドルの言動なんて全部嘘っぱちだ!歌だってソロ歌手の方が上手いよ!って人には多分分からない世界なんだろうなぁ。

 

ちなみに、出演者からしても、これはリアリティ番組なんです!あくまで!!と言えるところが、リアリティ番組のもう一つの良さだと思っている。

全てを自分の本物の言動だということにされてしまったら、色んな批判を背負いきれなくなってしまうだろうから…

視聴者としてもそれは分かっているよ!という体であれこれ言えるので、実際のところがどうであれ、お互いに言い訳が成立する関係を、リアリティ番組という構造は作り出してくれているんだよね。(そこに全く問題がないとは思わないけれど)

 

まあ何にせよ、自分に分からない世界をこき下ろすのは良くないですね。(自戒を込めて)

 

🥀🥂🥀🥂🥀🥂🥀🥂

ということで!!

一連のバチェラー記事の連載を読んでくださり、どうもありがとうございました🌹

それではみなさん、良いお年を〜!

 

 

 

 

 

【バチェラー4🌹考察④】秋倉さんだけが持っていたもの

バチェラー4は、朝ドラヒロイン諒子のパワーで感動的なラストを迎え、賛否両論だった黄さんの好感度すらも爆上げしてしまった。

秋倉さんの言動で心動かされたポイントはたくさんあったのだけれど、彼女の良さみたいな自明なものをここで語ったところで大して面白くもないので、今回は秋倉さんが黄さんの旅に与えた影響みたいなものについて語ってみようと思う。

 

最終話はまず、休井さんとのデートからだったんだけれど、率直な感想を言うと、見ていて胸がザワザワした。

とりわけ一緒に料理をしているシーンの黄さんは休井さんを責めているように感じられてしまって(実際にはそんなつもりは全くないのだろうけど)、怖いという気持ちを抱いてしまった。

休井さんといる時の黄さんって、良い状態の時は顔がデレているように見えるし、悪い状態の時はちょっとモラハラっぽく見える。

それは隣に休井さんがいることで、見ている側が勝手に妄想を膨らませてそういう風に見てしまうだけなのかもしれないけれど、

そうだとしてもそれは、休井さんが黄さんと並んだ時に、どこか不釣り合いというかチグハグだからなんだと思う。

なんというか、これまで生きてきた世界の違いみたいなのが自然と滲み出ている感じがする。

 

でも秋倉さんといる時の黄さんは、眼差しが優しくて、赤ちゃんでも見ているかのように顔が綻んでいて、とても愛情深い人に見えるんだよね。

二人が隣で笑い合っている姿はすごく幸せそうで、お似合いだねって言いたくなる空気感がある。

そしてこれは黄さんの、他の誰と一緒にいても引き出されなかった姿だと思う。

萌子さんといる時の黄さんはちょっと情けなかったし、藤原さんといる時の黄さんはダサい通り越して痛々しかったし、中野さんといる時の黄さんはどこか冷たかった。

ああ、秋倉さんといる時の黄さんが一番魅力的で素敵だなって、ここが黄さんの居場所なんだろうなって素直に思えた。

 

そもそも人って誰と一緒にいるかで全然違う人間になったりするものだから、自然と良い自分を引き出してくれる人と一緒にいることって大事なことなんだと思う。

昔すごく嫌いな人がいた時に、その人のことを大切に思っている人もいるということにふと気づいて、ああきっと私の中の何かがこの人の嫌な部分を引き出してしまっているだけなんだなって、どこか楽になれたりして。

そしてそれは、どちらが良いとか悪いとかというよりはむしろ、相性の問題な気がするんだよね。

だから、人生のパートナーとしてふさわしいのは、一緒にいる自分が一番輝けて、一緒にいる自分を一番好きになれる人なんだと思う。

 

黄さんって、何の意味もない言葉ばかりをやたらと求めるところからしても、すごく臆病な人だと思うんだよね。

イカーという訳ではなくて、テイクしてからじゃないとギブできないリスクマネジメント型人間。笑

で、そういう人の心を溶かしてくれるのって、純粋で愛情深くて、少女のように天真爛漫だけれど、すごく繊細で大人びた部分もある、秋倉さんみたいな人なんだと思う。

秋倉さんみたいな人って時に一方的に搾取されてしまうけれど、黄さんは決してサイコパスではないから、心を許したらとことん愛情を注いでくれそう。

 

私は旅を通じて黄さんが変わったとは全く思っていなくて、相変わらず弱い部分のある、でもどこか可愛らしい人だなって感じの印象を持っている。

でも、人って別に変わらなくてもいいと思うんだよね。

もちろん前回の旅を踏まえて変わったと本人が言っていたこともあって、一視聴者としては期待をして観ていた部分はあったのだけれど、ただそもそも人間ってそんなに変われるものじゃないんじゃないかなって。

バチェラー4は紛れもなく黄さんの旅だったし、黄さんという人間の個性が存分に発揮されていたと思う。

 

前回と変わろうとして果敢に挑戦して色々もがいてみたり、その割に詰めが甘くて相手と一緒に自分も傷ついてしまったり、せっかく恋をしたのに上手く踏み込めなかったり、それでも最後はちゃんと自分にとって大切なものを掴み取って、覚悟を決める強さと賢さがあった。

友永さんには友永さんの正解があって、萌子さんには萌子さんの正解があるように、黄さんには黄さんの正解があるんだよね。

それを見させてもらうことで、色々なことに気付かされた自分もいた。

 

とはいえ、こんな風に素敵な旅になったのは、結局諒子ありきの諒子様様のおかげなんだけどね笑

でも、こうやって色んな人の正解を見ることで、この先迷った時により深く考えられる自分に自然となっていくのだと思う。

 

【バチェラー4🌹考察③】信じ続けた坂入さんが選ばれなかった訳

きりちゃんこと坂入みずきさんは、才色兼備で、バチェロレッテに出ても良さそうなくらい文句のつけどころのない女性だった。

旅においても、黄さんの結婚への本気度を確かめたり、ダンスを作ってきてみんなの前で披露したり、デートに誘われなくてもカクテルパーティーで話すことを毎回しっかり考えていたりと、芯の強さや真摯さが感じられて、視聴者からの評価は軒並み高かったんじゃないかと思う。

私の知り合いの男性達も、結婚するなら坂入さん!と口を揃えて言っていた。


けれども坂入さんは、エピソード5で「(結婚相手としてはいいと思うけど)何か足りないんだよね」と言われて落とされてしまった。

坂入さんは、みんなが疑心暗鬼になっていた時も、「すべてが本当だとは思わない」と言い切り、カクテルパーティーで不安な表情の黄さんを真っ先に誘うなど、女の子ではなく黄さんとの旅であるというバチェラーの本質を見失わずに、しっかりと黄さんと向き合っていた。

もし私が坂入さんだったら、「諒子はずっと僕を信じ続けてくれた(から選んだ)」と語る黄さんに対し、「え、私だって信じてたのに」って思ったと思う笑


ただ、私は事前動画を見た時から、なんかこの人バチェラーの隣にいるイメージが湧かないんだよなぁ〜とは思っていた。

その理由は、シンプルに「この人、バチェラーに出る男性のこと本能的に好きじゃなさそう」ということだったんだと思う。

本気で出演するくらいだから、おそらく本人は無自覚なんだろうけれど、こういうミーハーな番組でたくさんの女の子を侍らす役として出てくる男性のこと、絶対嫌いだよね??とは思っていた。

あと、そもそもバチェラーに出るような男性って、自分と同格な位スペックの高い女性を求めていなそう、というのもあった。


私が思う、坂入さんが落とされた理由は、

①垢抜け度(見た目と中身)が黄さん好みではなかった

②医者だった

③坂入さんが黄さんを好きじゃなかった(内心下に見ていた)

④黄さんの前で泣かなかった

あたりじゃないかなと思う。


<①垢抜け度(見た目と中身)が黄さん好みではなかった>

黄さんは、起業家という職業柄もあるかもしれないけれど、わりと垢抜け感のある女性が好きなんだろうなという感じがした。

最後に残った二人も、休井さんは元ギャルだったし、秋倉さんも友達になるくらい近いコミュニティの人だった。

坂入さんも可愛いしオシャレにしていたけれど、顔立ちや服装の系統だったり会話のテンポとかが、黄さんが自然とドキッとするような感じではなかったんだろうと思う。

 

<②医者だった>

歴代バチェラーもそうだけど、とりわけ黄さんは、女性に一歩後ろを付いてきて欲しい、という願望が強そうな感じがした。

対等な立場から物申されるよりも、「どんな貴方でも付いていきます」と言ってくれる女性を求めているイメージ。

お金に関しては黄さんの方が持っているけれども、学歴に関しては同じかそれ以上だし、そんな坂入さんのスペックに対して、黄さんはどこか萎縮する気持ちがあって、恋愛スイッチが鈍ってしまったんじゃないかと思う。

 

<③坂入さんが黄さんを好きじゃなかった(下に見ていた)>

黄さんとお別れする時やスタジオトークの感じからすると、坂入さん、黄さんのこと全然好きじゃなかったよね?と思った。

お別れする時も「弱い黄さんを守ってあげたかった」みたいな感じだったし、スタジオトークでは黄さんの振る舞い(キス連発)に対して思いっきりダメ出しからの「まあそうやって謝れるところはいいと思う」って、なんかもう格下の奴に対する接し方じゃんって笑

この私を落としたからにはぶったぎらなきゃ気が済まない、くらいのプライドすらある気がした。


坂入さんとしては、旅の中では、プライド的に落とされたくはないし、そういう趣旨の旅だしということで、黄さんに対して受け入れスタンスを取っていただけなんだと思う。

事前の動画でも「(キスをして脳内麻薬が出るか確かめるなんて)自分を自分で撹乱して何になるんだろう?」とか言っていたし、黄さんの言動に対して絶対に肯定的な感情は抱いていなかったよね。

坂入さん自身が、黄さんに対して特別な思い入れを抱けていた訳ではなかったということが、二人の間に見えない壁を作っていたんじゃないかな。


<④黄さんの前で泣かなかった>

これは実は一番大きな要因ではないかと思っているのだけれど、同じく結婚相手としてはいいな、という枠で残り続けていた秋倉さんは、例の騒動があった時に一度黄さんの前で涙ぐんでいるんだよね。

黄さんは最終デートでの旅でも秋倉さんの涙にかなり心動かされていたし、坂入さんが落とされた直接の理由も、落とすはずだったりむりむに泣いて訴えかけられたのが心に響いたからだったように見えた。

おそらく黄さんとしては、坂入さんはこの先も残してデートを重ねて判断するつもりだったのだけれど、急遽りむりむの存在感が増して一枠空けなければならなくなってしまい、苦渋の決断の末、という感じだったんじゃないかな。

 

一般的にも、ただのいい人は恋愛に発展しないとかいうけれど、人ってその人の生の感情に触れた時に、そこに共感したり揺さぶられたりして心を動かされるものなんだと思う。

だから取り繕った姿よりもみっともない情けない姿を見たかったりするし、ああこの人こういう表情をするんだとか、こういう時こんな反応をするんだとか、そういう積み重ねなくして思い入れを深めていくことは割と難しい(もちろん一目惚れってパターンもあるけど)。

坂入さんは、黄さんの「もっと感情を出して欲しい」という言葉に対しても、この人何を求めているんだろう、、、という感じだったし、あまりそういうことを大事には思っていない感じがした。

そんな坂入さんに対して黄さんは、この先の短い時間の中で最後の1人に選ぶほどの気持ちを抱けるイメージが湧かなかったんじゃないかな。


そもそも坂入さんのスタンスは、恋愛というよりは婚活的で、まずは相手を好きになるべきか理性的に判断して、そこから恋愛に発展していくべきだ、というものだった。

それは全く悪いことではないけれど、たくさんの美女が恋愛的なアプローチを仕掛けてくる状況で、一人一人と話す時間も少ないこの旅の中では、そのスタンスはシンプルに不利だなと思った。

バチェラーに向いているのは、すぐに相手を好きになって、好きという前提でアプローチを仕掛けられて、かつ結婚相手としてもマイナスな面を出さない冷静さも持っている女性だと思うんだよね。

だから、坂入さんはシンプルにバチェラーという企画に向いていなかったんだと思う。


とはいえ、終始自分をすり減らさずに旅をした坂入さんにとって、バチェラーに参加したメリットは確実にあったと思うけどね!

個人的にはバチェロレッテ2で坂入さんが恋をする姿を見てみたいって思うけど、たぶん萌子さんパターンになることが危惧されてオファーはされないと思う笑

【バチェラー4🌹考察②】実は女版の友永さん〜桑原さん

事前動画で一番の推しだったシンディこと桑原茉萌さんは、やっぱり面白かった。
 
おそらく、旅の前半で最も黄さんの心を動かしていたのは彼女だったのではないだろうか。
 
 
まず、なんといっても顔が可愛い。
 
声も喋り方も動きも全てが可愛くて、女の私でもキュンとしてしまうくらい(あと地味に胸が大きい)。
 
スター性があってパッと人目を引く華があるので、バチェラー参加女性でアイドルグループを結成したら、多分センターに抜擢されていたと思う。
 
 
あと、参加者としての真面目さも際立っていた(これは坂入さんとかも同様)。
 
カクテルパーティーの短い時間で自分という人間をどうアピールするか、どうやったら数多くいる女の子の中で確実にツーショットデートに誘ってもらえるか、ツーショットデートに誘われたらどう黄さんの心を掴むかを、事前にきちんと計算していて、誠実に旅に参加しているなぁと思った。
 
ツーショットデートまでは、一つ一つの言動が主体的で、相手目線で考え抜かれていたよね。
 
 
自分のキャッチフレーズの由来をまずは説明しつつ、その裏側(実は自信がない)をチラ見せからの、2人きりのタイミングでこのままだと特別な人になれないから、と言って真面目な一面を見せる。
 
あそこで黄さんは、自信がないからこそポジティブに上を目指して頑張る桑原さんに、自分を重ねて思い入れを深めたのだと思う(実際には全く逆のタイプだったんだけどね笑)。
 
デートでは年下なのに黄さんをリードしていたし、ツーショットデートを無理矢理約束させる持っていき方もお見事だった。
 
 
でも、中野さんとのデートの後、桑原さんの言動は一気に乱れてしまったんだよね。
 
話していることもぐちゃぐちゃで、あれだけ計算できてたはずなのに、どうしてこうなってしまったのだろう?という感じだった。
 
その理由を色々考えた結果、あ、シンプルにめちゃくちゃ感情型の人なんだこの人…ということに気づいた。
 
 
なんていうか、思い込みが激しくて、自分がこう!と思ったら、その他の理屈とか何も入ってこなくなってしまうタイプ(おそらく男性脳優位の人からしたら恐怖な存在だと思う)。
 
今回も劣等感が〜とか色々理由を述べていたけれど、結局「自分が両思いのキスをしたと思っていたのに、次の日別の女の子にキスをしていたなんてひどい!悲しい!傷ついた!」ということだったんだと思う。
 
おまけに猪突猛進で決断が早く、まさに女版の友永さんって感じw
 
 
感情の振れ幅が大きい繊細な人だからこそ、誰よりも先に黄さんに本気で恋をしたし、黄さんのキスで誰よりも傷ついてしまった。
 
あの環境の中であれだけ早く人を好きになれるのはもはや才能だと思うんだよね。
 
しかも桑原さんは、はじめはインフルエンサーとしての知名度を上げることが一番の目的だったはず。
 
知名度を上げるならなるべく画面に映った方がいいに決まっているから、あそこで帰ったのは本当に彼女の心がもう旅を続けられる状態じゃなかったんだと思う。
 
 
てか事前動画では、(元の性格もあるだろうけど)頑張ってキャラ作り込んでるなぁ、と感心してたんだけど、インタビューとか読んでるうちに、あ、あれ結構ふつうに素だったんだ、と気づいたんだよね笑
 
中野さんと同じで、悪女なんだけど正直すぎてそのまま愛されてしまうタイプの人。
 
ただ、言動に関してはある程度サービス精神を発揮してくれていたとは思う。
 
女の子との関係よりもとにかく自分のアピール優先で、バラを持っていようがカクテルパーティーでは黄さんの時間を奪いにいくし、逐一可愛くマウントを取るところが番組の趣旨を踏まえていて最高だった。
 
 
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ちょっと毒を吐くと、
カクテルパーティーで話せなかったーとか譲っちゃう性格なんですーとか泣くくらいなら、可愛いんだし東京で普通に恋愛してたらいいのにって思うんだよね。
 
みんなから謙虚と思われつつ、そういうところも含めて選ばれたいだなんて、シンデレラよりも受け身で人任せだと思う。
(とか言いつつ、陰キャの私はあの場にいたら間違いなく同じ感じになる笑)。
 
数多くの応募者の中から選んでもらったんだから、もうちょい気合い入れて頑張ろうよって。
 
松木さんなんかはコメントで、「泣いたことがプラスに働いたらいいな」とか言っていて、それはさすがに客観性が欠けているなぁと感じた。
 
 
あと、松本さんがやたらと他の参加者を応援したり愛に溢れる女アピールをしているのも、番組の趣旨に対抗しているつもりなのかなんなのかよく分からないけど、ちょっと寒いなーと思ってみてた。
 
マッチョの子が「追加メンバーに喜ぶとか興醒めなんですけど、、、何しにきたんお前ら?」みたいな感じで毒づいていたけれど、それが参加者としての真っ当な感覚だと思うんだよね。
 
松本さんに関しては、色々批判してたのに誰よりもボディタッチをしてデレデレしていただけで(彼女や黄さんの発言的に編集でカットされているというよりは本当に実のある話を何もしていないという感じだった)、
まじで何しに来たんだろう…何を考えてその場にいるんだろう…謎すぎる…って思ってたけど、Twitterをみる感じだとリアリティ番組の潜入調査に来てたのねw
 
告発の真偽はよく分からないけれど、出るからにはもうちょい真剣にやろうよ(さすがに制作サイドに失礼)…とは思ったかな。
 
 
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話を元に戻すと。
 
桑原さんは、めちゃくちゃ計算する割に、全然その通りに動けない友永さん気質なところが、事前動画といい意味でギャップだった。
 
努力家で、周りを楽しませるエンターテイナーで、素直なんだけどどこか不器用で。
 
あとよく分からないけれど不思議と目で追いたくなる存在なんだよね(芸能人としての資質がある)。
 
 
まじで黄さんなんで真っ先にフォローしなかったんだー!
 
そこで1番傷ついてるのシンディやろがー!
って思ったけど、
 
 
まあ桑原さんはまだ若いし、10年後が楽しみだな〜って感じの人なので、定期的に彼女のTwitterは追跡しようかなと思っているよ。
 
 
 
 

【バチェラー4🌹考察①】黄さんの問題点、中野さんが実質棄権した理由

黄さんは、おそらく今までのバチェラーの中で一番、ここで結婚相手を見つけるぞという意気込みを持って参加していたと思う。
 
一人一人の参加者と過ごせる時間の短さを知っているからこそ戦略を持って旅に臨んでいる姿勢は好感が持てたし、はたから見ている分にはキスをする理由についても十分納得ができた。
 
ただ、黄さんは確実に多くの参加女性の心をざわつかせていたし、ただキスを連発しているだけで(参加女性だってある程度色んな覚悟をしてこの場にいるはずなのに)ここまでなる?とは思っていた。
 
エピソード7を観て、私の感覚は間違っていなかったと思ったし、その理由についても言語化できる気がしたので、ここで書いてみたいと思う。
 
 
エピソード7で私が黄さんの言動に???と思ったのは、
・休井さんのお父さんに対して「結婚の決め手はなんですか?」発言
・秋倉さんに対して「好きな人と(涼子みたいに)好いてくれる人とどっちを選んだらいいんだろう?」発言
・秋倉さんのお父さんに対して「結婚したら(嫁に)守ってもらえますか?」発言
 
 
黄さんは、相手と向き合う時間は相手だけを見ると言っているにも関わらず、自分の選択の迷いを、実家訪問で相手やその家族に対してぶつけてしまっている。
 
しかも、上記の発言で黄さんが何が言いたいかっていうと、要するに、
 
「自分が好きなのは藤原さん。でも、藤原さんは自分のことを好きになってくれてなくて、選んでも傷つきそうで怖い。
だから自分のことを好きになってくれて、愛してくれそうな人を選ぶべきなのか迷っている。
でも、藤原さんを選ぶ以上のメリットを、君たちは本当に提供してくれる?僕が選べるくらいに、幸せになれるって確信を持たせて欲しい。」
 
ってことだよね。。。
 
 
オンエアされていない時間も終始そんなスタンスだったからこそ、秋倉パパは、この人はこの先ずっと娘を愛してくれるだろうか?と不安に感じて、苦言を呈してしまったんだと思う。
 
休井さんと秋倉さんの実家訪問は、少しでも藤原さんを知ろうと必死だった藤原さんの実家訪問とは全然スタンスが違くて笑
 
おまけに秋倉さんには残酷すぎるお悩み相談までしてしまうという!
 
 
秋倉さんが、黄さんの気持ちが自分ではなく藤原さんに向いているって気づいていること、黄さん自身も分かっているに決まっている。
 
それなのにあそこであんな風に質問を投げかけるなんて、あまりにも秋倉さんの気持ちを蔑ろにしすぎではないだろうか…
 
それに対して明るく背中を押してあげた秋倉さんはただただ素敵だったし、(多分選ばれるけど)黄さんには勿体無い!と思った。
 
 
で、なんかこのやりとり既視感あるなーと思った時に思い出したのは、中野さんの
 
「今の自分の立場の理解を求めてきたりして、自分とのデートに集中できていないのかなって思った。もっと自分を見て欲しかった。」という発言。
 
私はエピソード6を観た時、あれだけ泰然としていて、修羅くぐってきてそうな中野さんですら、恋すると乙女になってメンヘラ化してしまうのかーと可愛いような残念なような複雑な気持ちになっていた(推しだったしね)。
 
でも、あれは中野さんからしたら「もう手詰まり!」って状況だったんだと思う。
 
 
中野さんはあのデートで、黄さんの気持ちがもう自分ではなくて藤原さんに行ってしまっていることに気づいたんだろうなって。
 
黄さんとしても、あのデートは「かつて好きだった綾香に今自分はどんな気持ちを抱くだろうか?」という思いで設定したのだろうし、
実際にデートをしてみてそこまでテンションが上がらなかったからこそ、中野さんを知ろうというデートというよりは、自分の愚痴を聞いてもらうデートになってしまった。
 
そして、中野さんとしては、黄さんはもう自分に恋をしていない、でも自分は「危うい」と言われて人として信頼されている訳でもない(結婚相手として理想の相手にはなれない)、
じゃあ、この先どうアプローチしていけばいいの?ってなってしまったんだと思う。
 
 
最初あのカクテルパーティーを観た時は、中野さんの「私の危うさを止めてよ」というスタンスは、子供っぽいなーと思っていた。
 
でも、中野さんとしては「危うくても突き進みたい位好き」という感情が黄さんの中にないのであれば、もう無理だと悟ってしまっていたのだと思う。
 
だからその言葉を引き出すための確認作業(実質棄権)くらいしかすることがなかった。
 
そしてその感覚は間違っていなくて、中野さんはその回で落とされてしまった(エピソード3くらいのまだ好きな時だったら絶対あそこで落としてない)。
 
 
とはいえ中野さんにも落ち度はある。
 
追い込まれた状態の黄さんに対して駆け引きをしたのは悪手だったし、
多分元彼を振ってバチェラーに参加したという悪女エピソードもしれっと話しちゃったのだろうし(黄さんの言う通りめちゃくちゃ正直な人だから)、
1回目のデートでお泊まりをしたのも(誘っておいて大いに身勝手な話だけど)やっぱり結婚相手としてマイナスに働いてしまったのだろう。
 
はじめから結婚相手としてのアピールをする気がないのだから、恋愛感情を持たれなくなった時点で手詰まりになるのは黄さんのせいではない。
 
とはいえ、それを言語化されるくらいに中野さんに感じさせてしまったのは黄さんの責任だし、もっとケアしてあげれば彼女のあんな姿が配信されることはなかっただろうなと思った。
 
 
いずれにしても、黄さんは久保りんのように誰にでも器用に対応できるわけでもなく、真也のように自分の思いに一直線なわけでもなく、
 
好きな人には踏み込みきれず、好きじゃない人には興味がないのがダダ漏れ(りむりむに対するデートとかもひどかったよね!)というなんとも微妙な立ち居振る舞いをしてしまっていた。
 
てか、かつて「一緒にいる時間に自分を見てくれない」って理由で参加者を不安にさせたバチェラー(バチェロレッテ)がいただろうかw
 
 
藤原さんに対しても俯瞰で接しすぎで、一視聴者としては、バチェロレッテを通じて自分自身に対する内省は深まらなかったんだなー、同じことを繰り返しているなーという印象だった。
 
せっかく好きになったのなら、無理なのが分かっていたとしても、一回くらい強く踏み込んでみればいいのに…黄さんのそういう姿こそ私たちは見たかったのに…って。
 
バチェロレッテでも、周りを煽るとかそういう戦略的な部分ではすごく大胆なのに、自分の感情に向き合うとかそれを素直に出すとかそういう部分についてはすごく臆病だったけど、今回も全く同じだなって思った。
 
 
それは本人の性格なのか過去の恋愛のトラウマなのか(おそらくその両方だろうけど)、どこか上っ面でビジネスライクで、一緒にいる女の子に気持ちが通じてないって思わせてそうなんだよね。
 
もっと参加女性の深い感情に揺さぶりをかけられていたら、彼女たちの納得感とか恋心も違った結果になったんじゃないかなと思う。
 
 
「僕はこうこうこういう真っ当な理由でキスをしている。だから僕は(一応傷つけたことに対しては謝るけど)全然悪くないし、君も納得してくれるよね?」というスタンスは、
 
別に理屈としては間違ってはいないのだろうけど、人の感情に対する理解とかケアが不十分で、スタジオトークではそういうことをみんな言いたいんだろうなって感じがした。
 
とはいえ、
•自己開示が苦手で他人の感情の動かし方が分からない
•目の前の相手の気持ちよりも、自分の気持ちとか理屈に意識が向いてしまう
というのは、自分を守って気を張って生きてきた人にありがちな性格ではあると思う。
 
 
まあ、「掴めないところが可愛くて、そんな黄さんも十分魅力的」と言い残した中野さんは、実は黄さんの1番の理解者だったのかもしれませんな(・ω・)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

バチェラー4の女性メンバーの印象を(辛口に)書いてみる

ついに、楽しみにしていたバチェラー4の参加女性の紹介動画が発表されました!
 
ということで、バチェラー4の女性メンバーの印象を勝手にあれこれ書いてみたいと思います。
 
 
1、青山明香里
 
男受け悪そうw
 
美人だから勿論モテるけど、普通の顔面だったら女性扱いされないんじゃないかな。
 
悪い人ではないけど、自分を変えなくてもいいだろという高慢さはあると思う。
 
女性からは嫌われはしないけれど、下に見られがちなタイプ。
 
 
2、秋倉諒子
 
女性受けしそう。
 
なんなら女子校育ち特有の無意識での女子への媚びみたいなのすらある気がする。
 
多分性欲がそんなに強くないから、男性より女性から好かれたいという気持ちの方が強いんじゃないかな。
 
性格が無難そうなので(もちろんバチェラーに出演する時点で一般的にはかなりぶっ飛んでいるけど)、アクの強い参加メンバーの中で結婚相手としてはリードできそう。
 
 
3、白川理桜
 
写真詐欺…
 
なんかこういう女性が主人公の漫画とかたくさんありそう。
 
喪女だけど美人みたいなキャラを応援したいという視聴者のためのキャスティングという感じ。
 
本人もある程度自覚的だと思う。
 
バチェラーは決して望んでいないメンバー。
 
 
4、桑原茉萌
 
腹が据わっている!!
 
この番組に出演するために物凄く準備をしている努力家。
 
年齢の割に自己プロデュース能力が高く、良くも悪くも擦れている子。
 
「将来の夢はレモン」と主張していたAKBの子を彷彿とさせるが、精神年齢が高いので途中でヘラったりはしなさそう。
 
バチェラーで爪痕を残そうとして盛り上げてくれると期待。
 
 
5、藤原望未
 
参加メンバーの中では一番モテそう。
 
ショートカットでこれだけ可愛いのは相当レベルが高い。
 
男性受けはめちゃくちゃ良いけど、流されやすくて大事にされない典型的なタイプ。
 
浮気をした過去やセカンドになった過去を辛かったエピソードとしてヘラヘラ言うあたり、モラルの意識は高くなさそう。
 
 
6、清水香
 
モテない。
 
見た目(体型含む)的に参加メンバーの中で一番モテない。
 
きちんとした性格だけど、男目線を考える意志がないので独りよがりになりがちなイメージ。
 
多分、バチェラーより自分自身に興味があるんじゃないかな。
 
 
7、嘉瀬美月
 
自信、ある…?
 
なんか合唱コンクールとかを仕切って、なんでみんな協力してくれないのってキレて泣いてそう(偏見)。
 
他人から選ばれる場に身を置くのが好きだから、バチェラーもミスコン感覚で参加しているんじゃないかな。
 
同じミスなんとか枠だけど、野原遥さんみたいな貫禄はない。
 
 
8、市橋麗里シェーン
 
本気で主役取りにきてるな。
 
この番組において美味しいポジションを取っていきたいという意志を感じる。
 
参加メンバーの中では珍しく、真面目に婚活のために参加していると思う。
 
顔も性格も悪くないし、ボロを出しそうな雰囲気もしないので、最後の方まで残ると予想。
 
 
9、休井美郷
 
実は理想は高くない普通の子。
 
蒼川プロと顔は似ているけど、愛ちゃんほどの欲も器もないので、終盤に向かうにつれてどんどんボロを出していきそうなイメージ。
 
顔や声は男からしたらたまらんと思う。
 
性欲強そうだし、バチェラーが終わったら適当な男とすぐに結婚しそう。
 
 
10、小口桃子
 
内面的には一番モテそう。
 
色々経験した大人の余裕と、それでいてちょっと危なっかしそうなところが男心をくすぐると思う。
 
女性受けも男性受けも良さそうで、若い頃はアホみたいにモテたんじゃないかな。
 
年齢が高いのが少しネック。
 
 
11、松本妃奈子
 
性差別に物申したい人の出る番組ではない。
 
どう足掻いたって、人々の卑しい感情を燃料にしているのがバチェラーです。
 
言っていることは間違ってないけど、結局自分より上で包み込んでくれる人が理想なんかい、という感じ。
 
多分コロッと思想も曲げるんじゃないかな。
 
 
12、中野綾香
 
なんともいえない大物感。
 
個人的には「なんか可哀想でした〜」が面白くてツボ。
 
顔がめちゃくちゃ可愛い。
 
多分バチェラーと結婚するよりヒモ男を飼う方が向いてる。
 
 
13、松木星良
 
実はものすごく他人に合わせるタイプ。
 
自分の意思よりも周囲から評価されることを優先させて生きてきた人生だと思う。
 
社長になったのも褒められたくてって感じじゃないかな。
 
でも不器用だから空回りがちで、本人はあまり幸せではなさそう。
 
 
14、林愛美
 
水着売りに来た人。
 
とにかく水着を売りたいという気持ちしか感じられない。
 
参加メンバーの中では一番社会的に成功してそう。
 
美人だけどギャル好き以外にはそこまで刺さらない容姿。
 
 
15、坂入みずき
 
恋愛経験少なさそう。
 
なんか秋倉さんとは違う方向でザ・女子校育ちって感じ。
 
脳内麻薬にこだわっているキャラで色んな意味で自分を守っていそう。
 
見た目は小動物みたいで可愛いけど、バチェラーの隣にいるイメージは不思議と湧かない。
 
 
 
★ちなみに、私の推しは桑原さんと中野さん。選ばれるのは市橋さん、藤原さん、秋倉さんあたりじゃないかな〜